どうもあんまりバンドマンっぽくない日記になってしまっているようなので、たまにはドラムのことでも書こうかと思います。
今日はスティックについて。
スティックというのは、両手にそれぞれ持って、タイコやシンバルを叩く2本の棒のことです。
一般的に長さが40cm、直径が14mm程度のものが標準と言われています。
素材はヒッコリーのものが多く親しまれ、次いでオークやメイプルといったものがあります。
カーボンや鉄のものあるみたいですね。
構造は、手で握る「グリップ」という部分があり、そこから先端に向かって同じ太さが3/4ほど続き、「ショルダー」という部分をへて徐々に細くなっていき、先端には「チップ」という突起がついています。
僕が今使っているスティックはPro-Mark社製のROCK KNOCKERというやつです。
このROCK KNOCKERにはチップやショルダーがなく、グリップから先端まで同じ太さになっています。
つまり先端が重いため、コントロールはむずかしいのですが、パワーが出しやすいというものです。
ハイスタのツネさんがこれを使っているということに影響され、7年くらい前から使っています。
スティックは使っていると、次第に削れたりささくれたりして、やがて折れてしまいます。
とても切ない瞬間です。
スティックの木目がまっすぐなものを選べば折れにくいとよく言われていますが、僕はかなり念入りに木目を見て選んだスティックがわずか数十分で折れてしまった経験があるので、今はもう木目は見ず、わしづかみにしてレジに持っていっています。
折れる頻度は人それぞれかと思いますが、僕の場合は一年間に20~30セットを消費しています。
なんか木に申し訳ないです。
折れたスティックや折れかけのスティックを一度に火にくべる、スティック供養祭をおこなったこともありました。
スティックは、新品の状態は使いにくく、手になじむのに数時間を要します。
これをなんとかできないものかと、新品のスティックを数時間水に漬けたり、グリップにハンドクリームをすり込んだりしてみたこともありましたが、あまり効果はありませんでした。
ドラムにある程度ハマってくると、どんなカバンにも必ずスティックを一セット入れておきたくなります。
いざというときのためにですね。
でも、スティックはびっくりするほどドラム以外での使い道がないことに気づきます。
箸にもクツベラにもならず、冷蔵庫の裏に落ちた小物を回収するのにも使いにくいです。
ぎり背中がかけるくらいでしょうか。
あと素足で踏むと気持ちいいくらいです。
つまり、せっかく大きく育った木も、あの形状に削られてしまったら、あとはタイコかシンバルを叩く運命しかないということです。
ゴリラのような大男に買い取られ、散々叩きつけられた挙句、折れて燃えるゴミになる。などという顛末を思うと涙を禁じえません。
我々ドラマーは、そんな木のためにも、少しでも良い音を出させるように技術を研鑽する義務があります。
世の中の、かわいそうなスティックが一本でも多く減りますように・・・。
ほらわけわかんない日記になっちゃった。